『新文学』編集体制変更のお知らせと、「ゼロ年代の批評」のあり方について 

『新文学』の編集体制が変更することになりました
共同編集責任者であった、天野年朗様が書かれたエントリです

・『新文学』について
http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20090219

・創作情報同人誌『ライトクリエイターズ(仮)』・企画中
http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20090220

『新文学』の第2号は天野様と松平で共同編集する予定でした
しかし、天野様は、独自の路線を歩まれるということで、責任編集を辞退されることになりました
現在、原稿執筆をお願いしている方にはのちほどご説明させていただきます
なにとぞご容赦ください
また、2009年春にはドラゴンクエストの発売延期が世を賑わせましたが、『新文学2号』の発売も延期されるかもしれません
いい雑誌を作るつもりでおりますので、読者の方はお許しください

天野様は、『新文学』のかわりに創作情報同人誌の企画をしているということです
私が「ネット論」という問題機制を考えたとき、まず必要だと感じたのは、ネットと出版をつなぐ作業を行っているひとたちへのインタビューでした
そして、この作業は今後も継続していくつもりですし、多いに関心を持つジャンルです
天野様はこの方面に取り組んだ雑誌をお作りになるということで、そのご活躍にはぜひ傾注していきたいです

現代社会では、レビュー的な作品論や、創作小説はネットで読むことができます
インターネットツールが整備され、同人誌即売会も活発になされていて、普通の人が気軽に表現を楽しめます
ゼロ年代における文芸の特徴とは、各種のアーキテクチャがもたらした文化にあります
表現それ自体ではなく、表現手法に絞って検討・調査を行い、それを活字としてまとめたいという天野様のご希望は、的を射た知的行為です
料理自体というより、料理書を作ることがマーケティングになりえます
若手の批評家に荻上チキさんがいますが、荻上さんも、メディアとメディアのコンバートを仕事とすることで、成功をおさめています
21世紀の批評家の役割は、あるメディアとあるメディアの、あるトライブとあるトライブの、あるアーキテクチャと別のアーキテクチャの、ある世代と別の世代との、連結役となり、橋渡しを行うことにあることでしょう
「ゼロ年代の批評」は、この領域を開拓する先駆けであったといえるでしょう

プロのライターとして、厳しい視点をお持ちでいらっしゃる天野様の協力を失った『新文学』は試練にさらされます
単なる、ネットで読めるような文章を超えた付加価値を、どう生み出すかがポイントになるでしょう
面白い雑誌を作るなら、どんな方法がありうるかということをしばしば考えます

良書が売れない時代と言われます
いい人文書が売れず、話題にならず、図書館に入りません
一方で、ネットでの表現や言論には、かなりの賑わいがあります
2ちゃんねるやニコニコ動画などのネットツールが、書籍と異なる特徴は、一つには読み手の参加可能性にあります
読み手の参加が祭をうみ、大衆的なムーブメントを巻き起こします
『新文学2号』を制作するにあたっては、読み手の参加可能性を担保することを意識したいです

・『新文学』雑誌版の制作
・そこに集められた論考についての批評を行う、Webテレビ、ネットラジオの放送
・掲示板での議論
・「新文学ナイト」の開催
・街頭での表現・言論活動
・即売会への参加

などのメディアミックスに、並行して取り組んでいきたいです
多くの表現者・言論人と交流を行い、若い世代の言論活動を活発化させていく所存です
どうぞ今後ともなにとぞよろしくお願いします
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『新文学』ご購入方法 

☆『新文学』は通信販売を行ってます
定価500円(本体価格476円)です
こちらのショッピングカートからお買い求めになることができます

○文芸空間社購買部
http://matudairayamame.cart.fc2.com/

からご購入いただけますので、皆様ぜひお手にとってくださいませ!


○ご注文の流れ
ショッピングカートからご注文後、振込先口座番号と共に注文内容確認のメールをお送りします

○お支払方法

A 銀行振込は

・三菱東京UFJ銀行

で受け付けております
手数料はお客様負担となります

B 郵便振替・ゆうちょ送金・郵便振込

でもお支払いいただくことが可能です

予めご了承ください

○送料について
1部につき全国一律80円(税込)にて承ります

どうぞご活用くださいませ

☆取り扱い書店一覧

『新文学』は以下の店舗でお買い求めになることができます
ぜひよろしくお願いいたします

ss-新文学

◎東京

○新宿

・模索舎 (http://www.mosakusha.com/

○中野

・タコシェ (http://www.tacoche.com/

○下北沢

・気流舎 (http://www.kiryuusha.com/

☆『新文学』は通信頒布も行ってます
こちらのショッピングカートからお買い求めになることもできます

・「文芸空間社購買部」
http://matudairayamame.cart.fc2.com/

☆東浩紀のゼロアカ道場第四回関門出品作です
書評誌『週刊読書人』にて市川真人さんに、ブログ「海難記」にて 仲俣暁生さんに、「批評放送」にてすが秀実さんに言及していただいた問題作です

・市川真人『「知らなさ」に怯えること』「週刊読書人 通巻・第2767号 2008年12月12日号」

・仲俣暁生『雑誌と批評について』「海難記」
http://d.hatena.ne.jp/solar/20081109

・すが秀実『すが秀実インタビュー ライトテロルは正義である!』「批評放送」
http://literaryspace.blog101.fc2.com/blog-entry-389.html
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松平耕一

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