大西巨人『神聖喜劇〈第4巻〉』 

神聖喜劇〈第4巻〉 (光文社文庫) 神聖喜劇〈第4巻〉 (光文社文庫)
大西 巨人 (2002/10)
光文社

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大西巨人『神聖喜劇〈第4巻〉』

ストーリー

第七部 連環の章
第一 喚問
二月九日
藤堂、隊長室で堀江隊長と片桐伍長に喚問を受ける
片桐伍長、藤堂の法規違反を、重箱の隅をつつくがごときやり方で探そうとする
藤堂、落書きについて解説する

第二 歴世
「田能村竹田」について藤堂による紹介がなされる
竹田は「(広義の)転向文芸者」であり、また、反逆性を秘めているらしい

第三 喚問(続)
片桐、内務書の条文の文末に着目して藤堂を攻める
片桐・藤堂間で「形式論理」と「弁証法論理」について問答がなされる
すったもんだのあげく、堀江・片桐「知りません」と「忘れました」について、成文ないし明文の不存在と禁止ないし強制の無理由とを、いやいや認める

第四 ある観念連合
二月二十二日
村田が片桐伍長をののしっている場面に戻る
室町・村田・白水の差別的言動に、藤堂、頭を抱える
藤堂のもとへと手紙が届く
新聞社社員である友人、杉山から、冬木の身上についてのものである

二月七日の回想
食堂にて、「ナンセンス謎謎」に厳原閥が興じる
「若月大佐の前身」という謎謎が出題されたとき、吉原が剣呑な反応をなす

さらに過去へと回想が飛ぶ
四十一年晩春五月の、藤堂の体験が語られる
天麩羅屋で藤堂が、「前身」に関する謎謎を出したとき、同行者が強い懸念を表明した
その店の女子店員が、「特殊部落の人間」であったためであった

二月七日
冬木の「前身」について、藤堂は新聞社社員の友達に、調査を依頼する

二月二十二日
冬木の、どのような「前身」に影響を受けて、剣鞘事件の嫌疑がかかっているのか
生源寺と白水・室町・村田の間で意見交換がなされる
曾根田の「ソ連(ロシア)不敗論」が告げ口されたことが、課題として扱われる
生源寺から、藤堂の父国継の著作、『筑紫神社志』を貸り受ける
曾根田の「ソ連(ロシア)不敗論」の告げ口は、江藤によりなされたのか?

第五 冬木照美の前身
杉山からの調査が紹介される
冬木と田村菊代の恋愛が語られる
酒井恒良がそれを横恋慕する
酒井らは冬木を差別し、さらに喧嘩をふっかける
冬木は反撃をなすが、酒井を結果として殺してしまう

第六 脈絡
『筑紫神社志』が紹介される
酒保に新聞を備えよ、という藤堂の意見と、関連した文書が収められているとのこと
軍隊での所持官給品の遺失・紛失時、どのように上官上級者が下級者に対応をなすか、語られる

第七 早春
三月四日
野砲輓曳高浜演習砲台行きに出発

二月二十四日
藤堂、酒保に関することで、白石少尉をやっつける
野砲の綜合操作演練の様子が紹介される
藤堂は大前田に繰り返し注意をされる
しかし、間違えていたのは大前田だと分かる
杉山からの後便が届く
裁判は、おおむね公平に行なわれたといってよいよう
また、執行猶予中の人間は、「前科者」とはいえないと分かる
和辻哲郎校訂『正法眼蔵随聞記』と和辻哲郎著『日本精神史研究』もプレゼントされる
藤堂、橋本の話を聞く
橋本は、二月二十一日夜に、吉原が、剣鞘を直しているらしい場面に出くわしたとのこと
冬木は『破戒』を読んでいるが、橋本は読んではいないとのこと
冬木は吉原に借りがあるらしいとのこと
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