『ハイデガー (知の攻略思想読本)』 

ハイデガー (知の攻略思想読本)ハイデガー (知の攻略思想読本)
(2001/07)
木田 元

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Amazon.co.jp ランキング: 本で617,903位

○作品社「知の攻略」シリーズの一冊
造本が嫌いっす……
一ページが妙に厚く、片手できちんと開かない

ハイデガー入門として、この本はいいのですか……?
初心者向き、非常に簡単
ハイデガーが登場した時代に、日本でどう読まれたか、その雰囲気を伝える
多くのヨーロッパの思想家と、ハイデガーを対照させる
執筆者一人あたりの受け持ちページ数がとても少ない
広く浅く(浅すぎだろ)
まあ、知っとかなきゃやばいことも知れたので、よかったかな

○チェック
・キルケゴールを存在論化したものが『存在と時間』

「人間は、声に呼びかけられて主体となるのか、それとも文字で書かれて主体となるのか、ハイデガーとデリダの思想の差異はそこに要約されると言っても過言ではない」(東浩紀)

p.155 「ニーチェは、「同じものの永遠回帰」という概念によってキリスト教的創造説から脱して、ギリシャ的自然への帰還を企てるのだが、ハイデガーはニーチェ思想のこうした側面を顧みない」

p.162 平田裕之、サルトル『実存主義は一つのヒューマニズムか』
「この講演でサルトルは、実存主義者をキリスト教的実存主義者と無神論的実存主義者とに分け、後者に自分とともにハイデガーを数え入れた。しかし、ハイデガーにとって『存在と時間』の主題はあくまでも「存在の問い」にあり、現存在の実存論的分析論はそのための方法的通略でしかなかった。しかも、レーヴィットが的確に評したように、「存在の問い」には「神なき神学」とでも言うべき側面があり、ニーチェ(ないしはヘルダーリン)以後の神なき時代に「最後の神」の到来の準備をするという秘められた意図もあった。」

p.166 小須田健
「個々の存在者を存在者たらしめる存在は、存在者のようには存在しない。いわば存在がおのれを与えることで存在者は可能になる。」

スタイナー『マルティン・ハイデガー』
三木清『パスカル・親鸞』
九鬼周造「人間と実存」(『全集第三巻』)
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