「新潮」2008年1月号 

新潮 2008年 01月号 [雑誌]新潮 2008年 01月号 [雑誌]
(2007/12/07)
不明

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◎2008年の「新潮」はここが変わった

・表紙のデザインがスタイリュッシュなブラック
これまでのものから一新
かっこいい

・冒頭部分をWebで立ち読みできる
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/

・編集長が読者に向けた言葉もアップ
気合いが入っている
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/200801/editor.html

・古川日出男が選出・朗読した特別付録CD日本近現代名詩選付きである
「新潮」初のCD作品だ

◎内容

○新連載評論
・佐藤優「高畠素之の亡霊」

『資本論』を初めて邦訳した人、高畠素之の評伝
佐藤優って、「歴史の終わり」という議論があったことを踏まえて仕事をしているのか?
「学生運動は良かったよね」的なノリが強い
現代の若い読者に向けて、文章を書いているのか?

・いはねばこそあれ――男色の景色/丹尾安典

井伏鱒二などの男色について書いている
ちょっと興味深かった

・対談「平成の文学について」古井由吉+福田和也

福田が古井の近作「白暗淵(しろわだ)」を褒め、古井が福田の近作「わが戦前」を褒める
みんな満足
「平成の文学について」と銘打たれているが、「平成」という言葉は本当に必要なのか?
対談のラストには、文芸誌なんてみんな赤字なのに、何冊も出していて本当にいいのかな? ずいぶん大目にみてもらっているよね、という古井の一言があり、そこらへんはさすがに批評性がありますね

・蓮實重彦「去年の暮れ、突然に――大江健三郎『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』」

とても文章がうまいです

・保坂和志「カフカ『城』ノート(2)――小説をめぐって(三十五)」

直前に『城』を読んでいないと内容が分からない
ゼノンの「アキレスと亀」について触れた部分はどこまで本気なのか?

・山城むつみ「連続するコラム(17) 改行の可・不可」

ドストエフスキーの新訳は改行が多すぎるのが良くないという主張をしている
改行は多ければ多いほど良いだろう

○チェック
高澤秀次『吉本隆明 1945-2007』
宮崎誉子『三日月』
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