ニーチェ『道徳の系譜』(2) 

道徳の系譜 道徳の系譜
ニーチェ (1964/10)
岩波書店
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ニーチェ『道徳の系譜』の第二論文を読んでいる。
「負い目」が話題となっている。


AがAであること。
これは決して自明なことではない。
万物は常に変化し続ける。
あらゆるものは時間の流れとともに、劣化したり、壊れたり、成長したりする。
あるものが、ずっと同じものでありつづけることはない。
しかし、「A=A」を成り立たしめる例外がある。
一つには「言葉」であり、一つには「神」であり、一つには「価値」である。
どれも、「人間」的なものだ。
「A=A」というのは、自然な状態ではありえない。
人間特有のものであり、高度に理性的な条件でのみ成立する。

・人間は約束することのできる動物である。
・「約束」とは「A=A」を守ることである。
・それは「良心」によって成り立つ。
・「負い目」の意識が正常に作動することで、債権者と債務者の間での売買が成立するようになる。
・共同体の成員は、成長の過程で、共同体に対して、「負い目」を感じるようにさせられる。
・刑罰は、人間の「記憶」を「長続き」させるよう馴致する。
・刑罰は、人間の「内面」をつくる。
・自己犠牲的な精神や、非利己的なものの価値は、「良心の疚しさ」に由来し、「良心の疚しさ」とは一つの病気である。
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