東浩紀とテロル 

○2008年12月12日(金)、常野雄次郎氏がデジカメを持ち、東浩紀さんの東工大講義に突撃したということだ

・ブログ「(元)登校拒否系」
「あずまんの授業行こうぜー!」 http://d.hatena.ne.jp/toled/20081212/p1
「ここで実況します。」http://d.hatena.ne.jp/toled/20081220

私は以前、「タンクローリーで東浩紀をひき殺す(http://literaryspace.blog101.fc2.com/blog-entry-362.html)」というエントリを書いている

このエントリと常野氏の行動を関連付けた意見をみかけた
責任を感じたので少し私の考えを述べさせていただく
この記事を書いた時点の私は、東さんは、文学というものや、知識人というものの持つ責任を、もっともよく担ってある人物だと考えていた

私は、『動物化するポストモダン』が出たとき、そのアイロニカルな書が持つエポックメーキングな重要性を認めた
一方でこの理論書だけでは21世紀の批評というもののあり方が、とてもまずいものになると危機感を感じてもいた
『動物化するポストモダン』は批評空間派が持っていた啓蒙主義や倫理への偏重を切断したところに成る
だが、『動ポモ』と並立した形で、文芸評論のなかに正義というものを導入しなおすにはどのような方法がありうるのか、検討しなければいけない
そのような理念を抱きつつ、私は『新文学』を編集委員を務めた

・『新文学』増刷分、12月30日(火)冬コミにて発売開始!
http://literaryspace.blog101.fc2.com/blog-entry-387.html

「タンクローリーで東浩紀をひき殺す」で私は、「東浩紀を、思想的・文学的に、タンクローリーでひき殺す必然性に迫られている」と述べている
私にとっては、これを実践したのが『新文学』であった

常野さんらが、南京事件への東さんの認識の点をつらまえて、突撃するというのは、なるほど一つの決起であるかもしれない
そもそも、教員の業績や、文化人の著作は、社会にとってどんな意味があるのかという問いかけは、不断になされなければならない
倫理的・論理的な面での、知識人への具体的な糾弾、悪徳マスコミの粉砕は、人類社会の進歩の原動力となりうる
かつての学生運動が担っていたのも、そのような役割だった

21世紀の現在、その働きは、ネットを中心に展開される
だが、南京事件の規模の大小についての討議というものに、私は興味を持たない
私はより良い未来社会を引き寄せるために、自己の力を尽くしたい

・人間はどのように、貨幣や美の自己疎外を必然的になすか
・そのことが、どのように国家の壁というものを作り出すか。その壁をいかにしたら克服しうるか

ということを目標とし、細やかな分析をなしつつ、国家への弓はひかれなければならない

東さんにはご恩がある
上述のような失礼なエントリを書いているにも関わらず、私はゼロアカ道場で東さんに大変にお世話になった
東さんは、アカデミズムに対して、出版界に対して、画期的なテロルを様々になし、それらの業界の活性化に、大いなる貢献をしてきている
東さんへテロルをしたい人たちが、世間にはいるのかもしれない
しかし、もっとテロルをすべき打撃対象は東さん以外に多くいる
また、東さんもお仕事がありお疲れである
なのでかわりに、あなたはぼくに対してテロルをするがよい
「批評放送」では対談相手を募集している

09098527162

「批評放送」は、あなたによるぼくへのテロルを放映させていただきます


(※批評放送制作委員会はボランティアスタッフ募集中です)
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