文芸作品執筆における表記の統一 

出版のためのテキスト実践技法 (執筆篇) 出版のためのテキスト実践技法 (執筆篇)
西谷 能英 (2001/04)
未来社
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Web文芸誌を制作するからには、校正の基準を設けなければいけない。
ということで『出版のためのテキスト実践技法 (執筆篇)』に目を通す。


作品の刊行するときのために、あらかじめやっておき、知っておくと良い、テキスト処理のための規則とテクニックをあれこれ掲載。
2001年刊行。

ってゆーか、この本、「未来社アーカイヴ」というページで、無料で読むことができるぞ。

なんと、出版と同時に、Webに、無償で読めるテキストをアップしているのだ!
私は、こういうあり方が、出版と通信における基本になるのではないかと考えていた。
さすが未来社だ。

でもでも!
この「未来社アーカイヴ」というページ、文章が読み辛い。
すごく読み辛い。
読む気には到底なれないな……。

やはり、書籍という形態のほうが読みやすい。
これは、単行本で読みたいよな……。

また、このサイトが読み辛いのは、Webにアップされたコンテンツの、体裁の悪さのせいでもありそうだ。
1ページに、文章を詰めすぎなのだ。
もっと細かく、ページ分けしなきゃ。
読むなって言っているような感じすら受ける。

この書は、出版界でそれなりに波紋を呼んだらしい。
どのていど、この書の内容に問題があるのか、ちょっとぼくには判断できないけれども。

ワードではなく、秀丸エディタでの執筆を薦めている。
原稿を出版するために、担当者間で交換したりするとき、ワードには普遍性がないとのこと。

ちょっと確認。

・欧文は半角英数字で書く。
・欧文の単語と単語の間、コンマやピリオドのうしろには、半角スペースを入れる。
・「p.123」ではなく、「p. 123」とする(後者はピリオドの後に半角スペースが入っている)。
・一一ではなく、十一と表記する。
・和文でのスペースは全角で入れる。
・和文脈のなかでの外国人名、組織の略語は、「M.ウェーバー」「NHK」(半角)ではなく、和字扱いとし、「M・ウェーバー」「NHK」(全角で、全角中黒点使用)である。
・「〈」「〉」(全角ヤマ括弧)が正しく、「<」「>」(不等号)は間違い。

とのこと。
なるほど。
気をつけます。

巻末に付された、「編集用日本語表記一覧」も参考になりそう。
漢字で書くか、ひらがなで書くか。
送り仮名をどう送るか。
副詞は基本的にひらがなで書こう、ということなど、シンプルなものを提唱している。

これと関連したものでは、次のページも参考になりそう。
松浦氏による「人に伝わる文章の書き方」というサイト。
カッコの使い方であるとか。
あいまいな表現を避けるための書き方であるとか。
いろいろ役に立つ情報が載せられている。

Webで文芸作品を発表するひとは、目を通しておいて損はなさそうだ。

それから、送り仮名についての本則
内閣の告示による、「正しい言葉遣い」の提唱。
どんなふうに送り仮名をふるのが良いのか。
日本国によるお墨付きの、仮名の送り方ですね。
これなども参考にして、文章を書くのがいいのかもしれませんね。

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