「外山恒一「野間易通 徹底批判」」についてのレビュー 

☆「外山恒一「野間易通 徹底批判」」http://www.warewaredan.com/noma.html についてのレビュー
・外山さんの立場が自分にはあんまりよく分からなかったのだけど、外山さんの運動における「反PC」のテーマの位置付けが明瞭になさてれていて興味深い。第一に、外山さんは、反管理教育の運動を出発点としていて、ここには反権威、反国家といった思想を胚胎するが、これらと同時に反PCの立場を取るのがファシズムだということなのだろう。反PC・反管理教育運動の実践において、自由の探求がなされているものとみなせる
・2013年の611原発やめろデモにおいて、ヘイスピ会が針谷議長登壇を糾弾した事件を、現在における、野間による佐藤悟志への糾弾とをパラレルに論じている。ヘイスピ会のようなPC思想の実践が、運動体の規模を縮小させるということは事実としてあるだろう。
・なるほど、反原連はヘイスピ会を切ることにより出発し成功した団体だ。しかし、かといって、統一戦線義勇軍と組んだ組織というわけではないだろう。結局のところ、左右の過激派を切り、中間層を取り込み、代々木系の運動体として、それなりの規模を形成したものだ。
・外山さんは在特界隈とちょっと近いのじゃないかと思っていたが、それは、両者が反PCをテーマとしているという共通点に拠っているものなのだろう。外見として「日本人の日本人による日本人のためのホモソーシャルな運動」だという類似性がある。外山さんの「我々」は「日本人男性」という種別に集中していそうなのだ。在特界隈はナショナリズムの運動であるが、外山さんは、半ばはアナキズムの、半ばはナショナリズムの運動であるように、結果として見える。
・後半のサブカルか、サブカルチャーかという話題についてはちと冗長に感じる。68年の運動は、半ばはPC的な、ベタなものと、半ばは、ネタ・メタ的な、反PC的な=ポストモダニズムの立場=サブカルチャーが入り混じったものだった。今の野間は、ヘイスピ会と同様のPC派へと変態しつつ、しかしサブカルも、さらには新左翼諸党派も盛んに批判するため、ヘイスピ会より厚かましくてウザイ感じの「オレ様」な、困った人になっているというお話、…ではありませんかね?
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